なちゃりの好き勝手記録「ちょっと言いたい」

なちぇりの好き勝手記録「ちょっと言いたい」

公務員という安定の職を捨てて、自分探しの旅を始めたなちぇりです。 フリーライターを目指しながら、日々感じたこと、考えたことを、独断と偏見で語っていけたらと思っております。

たかが自己紹介、されど自己紹介

今週のお題「自己紹介」

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4月です。4月といえば、仕事をしていた頃のことを思い出します。

言わずもがな、保育士をしていた頃です。

 

自己紹介の重要さ

保育士という仕事なので、子供の前で、保護者の前で、職員の前で、毎年必ず自己紹介があります。

大勢の前で挨拶をする、こういう仕事ならではの恒例行事。

 

今年、初めて親という立場で入園式に参加して思ったのですが、自己紹介って大事です。

周りのお母さんの反応を見ていて思いました。

 

笑顔かどうか、面白いことが言えるか、しゃべり方はきつくないか、ハキハキしているか、そんなことを見ながらどんな担任なのかを見極めています。

私もこんな風に思われてたのか、恐ろしい‥‥。

 

そんなことは現役時代は知らなかったのですが、私はとにかく、楽しく笑顔で、インパクトがあるような自己紹介をするように心がけていました。

 

「守ります!!」

保育士を始めて2年目、初の1人担任になりました。

年少さんの担任です。

初めて保育園に子どもを預ける、保護者の方も不安な気持ちが大きいはず。

しかも、担任は若い保育士で、本当に大丈夫なのかと心配なはず。

 

なので、その不安を解消しつつ、この先生なら大丈夫だと思ってもらえるような、そんな自己紹介を何日も前からずーっと考えていました。

そして、格闘技経験者の私は、こんなことを話しました。

 

「なんだか物騒な世の中で、怖い事件も耳にします。田舎とはいえ、何が起きるかわかりませんし、不安な気持ちもあるかと思います。ですが、この子たちは私が体を張って全力で守ります!!なので、安心して預けてください!」

 

今思うという、でかいことを言ったなと思います。

もちろん、保育士として子どもを守ることは当然の義務なんだけど、それとはまた違ったニュアンスで‥‥。

まだ2年目の若い保育士が、そんな大それたことを言って大丈夫なのかと、きっと思う人もいるでしょうね。

もちろん、私も心臓バクバクでしたよ。

 

保護者の方に言われたこと

事情があって実家に戻らなくてはいけなくなり、その保育園はその年で退職となりました。

たった1年だけど、無事過ごした年少さんとの日々。

最後にもらったプレゼントは、子どもと保護者の方のメッセージが書いてあるアルバムでした。

 

その中のある保護者の方が、あの時の自己紹介のことを書いてくれていました。

 

「先生のあの一言で、安心して子どもを預けることができました」

 

正直、涙が出るほどうれしかったです。

もちろん、物騒なこともなく、平穏に過ごした日々。

でも、入園式で言った言葉をずっと胸にとどめて、覚悟を持って子どもたちを預かっていたつもりです。

 

それが、ちゃんと伝わっていたのだと。

あの言葉で、安心してくれた人がいたんだと。

本当に、うれしかったんです。

 

おわりに

たかが自己紹介、されど自己紹介。

 

自分のことを知ってもらうだけじゃなくて、相手を楽しくもできて悲しくもできて、安心させることもできて不安にもできる。

言葉1つで、自分の、そして相手のこれからを左右する可能性もあります。

 

たかが自己紹介、されど自己紹介。

 

だから、これからまた機会があるなら、やっぱり自己紹介は、じっくり考えてしたいと思います。

 

 

Thank you everyone!!

なちぇりでした!!